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公開日:2011年4月15日

タクシーと公共交通機関 月刊「企業実務」 2011年4月号

編集部

実務情報STATION


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イベントの案内等で「会場にお越しの際は、公共交通機関をご利用ください」というメッセージを見かけますが、公共交通機関にタクシーは含まれるのでしょうか。

公共交通機関は、「不特定多数の人が乗り合わせ、定められた経路とダイヤ、料金に従って運行されている乗り物」と定義されることが多いようです。
一般のタクシーは、この定義からはずれてしまうので、公共交通機関ではない、という見解がおおかたでしょう。

しかし、「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律」(バリアフリー新法)では、「一般乗用旅客自動車運送事業者」(タクシー事業者のこと)は公共交通事業者等であるとされています。
この定義に従えば、タクシーは公共交通機関であるともいえそうです。

交通費を精算する際、鉄道やバスなどを利用した場合は領収書を添付しないのが一般的でしょう。
社内規程で「公共交通機関を利用した場合は、領収書の添付を省略できる。
公共交通機関とは、鉄道、バス……をいう。ただし、タクシーは除く」などと定めている会社は多いはずです。

その理由は、公共交通機関の運賃は、距離等に応じて明確に定められているからです。
そのため、基本的に、いつ、誰が利用しても同じ運賃です。

タクシーの場合は、同じ行き先でも、経路や利用時間帯、タクシー事業者によって、料金が異なることもめずらしくありません。
したがって、精算時には領収書が要求されます。

精算時に領収書が必要とされるから公共交通機関ではないとはいえませんが、このあたりにも、タクシーは公共交通機関ではないとする見方が多くなる理由が潜んでいるのかもしれません。



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