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公開日:2011年8月15日

脳・心臓疾患と精神障害などの労災補償状況 月刊「企業実務」 2011年8月号

編集部

実務情報STATION


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平成22年度の「脳・心臓疾患および精神障害などの労災補償状況」が公表されました。

この調査によると、平成22年度の過労死などの脳や心臓疾患に関する事案の労災補償の請求件数は802件で、前年度比35件の増加となりました。
実際に労災補償の支給を決定した件数は285件で、前年度よりも8件減少という結果になっています。

請求件数、支給決定件数は、いずれも「運輸業、郵便業」(182件、78件)がもっとも多く、「卸売・小売業」(132件、53件)、「製造業」(118件、35件)と続きます。

一方、平成22年度の精神障害などに関する事案の労災補償の請求件数は1,181件で、前年度比45件の増加です。労災補償の支給決定件数は308件で、前年度比74件の増加となりました。

請求件数、支給決定件数が多いのは、「製造業」(207件、50件)、「卸売・小売業」(198件、46件)、「医療・福祉」(170件、41件)となっています。

脳・心臓疾患による労災補償の請求件数、支給決定件数は近年は減少傾向にありますが、精神障害などを理由とするものでは逆に増加しています。

脳・心臓疾患の事案と精神障害などの事案で決定的に異なるのは、「1か月平均の時間外労働時間」です。

労災補償が支給決定された事案でみると、「脳・心臓疾患」は「80時間以上~100時間未満」がもっとも多いのに対し、「精神障害など」では「20時間未満」がトップとなっています。

このことから、脳・心臓疾患と労働時間の間には相関関係がありますが、精神障害などについては、労働時間の長短が必ずしも密接な関係を導き出す結果にはなっていません。



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