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■ 信条を貫く ─ より
他山の石 以て玉を攻(みが)くべし
≪ 大要 ≫
他の山から取ってきた石でも、自分の玉を磨く砥石として使うことができる。
『詩経』 小雅・鶴鳴
文を以て友と会し、友を以て仁を輔(たす)く
≪ 大要 ≫
文とは学問を指すが、ここでは知性と解したい。志のある者は知性を相互に高め合える友を求め、競って切磋琢磨し、志をいっそう高めていくものである。
『論語』 顔淵篇
大功を天下に建つる者は、必ず先ず閨門(けいもん)の内を修む
≪ 大要 ≫
社会に大きな貢献をするような大きな仕事を成し遂げる者は、必ず自分の家庭を大切にし、まず家庭を円満にすることからはじめる。
陸賈 『新語』 慎徴